~悲しみに寄り添って~
2011年の東日本大震災で、被災地の皆さんの大きな悲しみに触れたとき、日本中がそうであったように、私も「何かしたい」と、いてもたってもおられませんでした。
そんな中、歌曲「あなたとわたし」、器楽曲「そら」が生まれました。
今、全国の悲しみのど真ん中にいらっしゃる方々へ、「希望」を届けます。
私の気持ちに賛同下さった、素晴らしいプレーヤーの皆さんが、心を込めて演奏してくださいました。
あなたとわたし 関 洋子 詩
あなたの手 わたしの手 あたたかい手
握り合った指の間を こころが落まいとする
あなたの手 わたしの手 あたたかい手
握り合った二人の手の中で
あなたの悲しさだけが
あかあかと燃える
あなたの悲しみに寄り添って
あなたと共に生きる
あなたと共に花を 野原に花を咲かせよう
野原に咲く花は
明るい明日を知っている
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声楽家の皆さん、悲しみに寄り添う「愛」の歌声を、各地より響かせてくださいませんか。
調性はご自由に移調させてくださって結構です。

Adur

Gdur

Fdur

Edur
混声合唱版と女声三部合唱版もできました。合唱団の皆さん歌ってくださいね。

混声合唱版

女声三部合唱版
「そら」はバイオリンが原曲ですが、チェロとクラリネット版も作成しました。
たくさんの演奏家の皆さんに、「希望」を届けていただきたいからです。
特別企画
器楽曲「そら」の楽譜を、無料ダウンロード実施中です。
全国のプレーヤーの皆さん、私と一緒に「希望」を届けませんか。

バイオリン
スコア

バイオリン
パート譜

チェロ
スコア

チェロ
パート譜

クラリネット
スコア

クラリネット
パート譜
全国のチャリティーコンサートでは、私の旧作もたくさん演奏されてきました。
その中から、女声合唱曲「おかあさん」を紹介します。
おかあさん自身、心配で胸がつぶれるような想いの中、子どもの前では「大丈夫、平気よ」と。
被災地のおかあさん方も、こうして頑張っておられることでしょう。
おかあさん 関 洋子 詩
おかあさんは寂しい顔をしてはいけない
いちばんいけない
だって おかあさんだもの
寂しい顔は
お風呂の中で洗えばいい
いつでもどこでも
大丈夫 って 胸はって
少しくらいの心配は
平気 平気
そのうち大きな心配も
平気 平気って
だんだんと
おかあさんはほんとうのおかあさんになって
にこにこおばあちゃんになればいい