東京築地本願寺 100回記念パイプオルガンランチタイムコンサートにて
平田聖子作曲 親鸞聖人和讃 「子の母をおもうがごとくにて」が、演奏されました。
今年1月31日築地本願寺にて、平田聖子作曲「子の母をおもうがごとくにて」と山田耕作作曲の「芬陀利華」とを
テーマにして久行敏彦氏が「オルガンのためのエッセイ」という作品を書き下ろされ、荻野由美子氏によって初演されました。
今回は、合唱団により「子の母をおもうがごとくにて」と「芬陀利華」が歌われた後に、
「オルガンのためのエッセイ」が演奏されました。当日は1000人の聴衆が、お寺でのパイプオルガン演奏を堪能されました。
日時:8月29日(金) 12時20分より約1時間
場所:築地本願寺本堂 (東京都中央区築地3-15-1 電話:03-3541-1131)
オルガ二スト:山本久美子(やまもとくみこ)氏 伊藤繁(いとうしげる)氏 小島弥寧子(こじまみねこ)氏
入場無料
築地本願寺パイプオルガンの紹介
築地本願寺の本堂にお入りいただいたら、振り返ってみてください。頭上、左右に大きな銀色のパイプが並んでいます。お寺には珍しい、パイプオルガンです。
このパイプオルガンは、1970年に公益財団法人の「仏教伝道協会」から寄進いただいたものです。
ドイツ製で、実は、築地本願寺オリジナルの設計とデザインです。
たとえば、左右に配置されたパイプは6つの山を描いていて、「南・無・阿・弥・陀・仏」の6つの文字を表しています。また、表面に並んだパイプの数は左右48本ずつ。浄土真宗の聖典にもある「四十八願(しじゅうはちがん)」を表しています。
演奏台は、本堂入り口左側のボックスにあり、演奏すると約2000本のパイプから音色があふれ、降ってくるように心地よく本堂を包みます。
(築地本願寺ホームページより)